もののなかだ、、
私はかかわりを身体から落として、
すぐに生まれる、
すぐに生まれたら私はその場所で沈む、、
沈んだら、光線の束、
何事も通過させ、、
ひそかに生まれる、
ただはなやかな時刻へ来て、、
順番にあたしを見つめる、、
順番にふるえが来る、
あたしは垂れて、、
このヒの様子や展開を知る、、
なにがなにでもあたたかい色と、
わたしの雰囲気と、、
身体の厚みで、
順に集まって、、
今や、声は静かに移動しましたか、、
私は姿をそこここへ印し、
はっきりとその輪のなかへ向かう、
ア、
糸が遠い、、
もののみごとに編まれている、、
ヒをあびて、、
糸はもう光というよりほかはない、
私はもう最後方へと控えていて、、
今までの光のなかをさぐる、、
今の現実がいつか、
そう遠くないころ、、
ただの夢になって、
ここらあたりへ点滅することになるんです、
私はそれをおぼえていた、、
身体が時刻のなかに揃うのを、
ひとりで憶えていた、、
この道はどうなる、
なに、
当たり前にあるだけと知り、、
こちらへ走ってくるのではないのか、
私はひらき、
水のなかへ垂れてゆく、、
こんなにふるえている時刻というのも、
久しく見ていない、、
あたしは戸惑い、、
水のなかで過ごす、、
なにからうたが来て、
ここへ連なるのか、、
私は知らない、
どこからこの水が運ばれて、、
私の夢の案内をするのか、
ちっとも分からない、、
さて、
人間の顔をするよ、
不安定な時刻をこえて、、
ここに集まるよ、
私はただ肌の中を過ごした・・・