あたしがその真正面へまわって、
声を、順番にほうっているとき、、
の、
はげしいてあいがある、
そのまま、これはどこかへはなやいでいくのか、、
どこか、呼気のぞんぶんに含まれたところへ、
ずらりずらりと滑り込んでゆくのか、
燃焼の、日一日、
一等明るい、
そのままのそのさまを見つめている、
中心に、かきまぜる作業を与えて、、
その、余波、、
その、ふちのところに、、
いくつも、いくつも、、のてあいが、、
なにか、尋常なさわぎかたをしながら、
まともにそこらへ散らばっている、、
それらはあたりまえにこの呼吸の圏内です、
どれもがあたりまえに関係しています、、
関係を、その内部で歌っているのだった、
いくつ、いくつものもの、ものものがあたりまえにはいる、、
肌を見て、、
ぽうっとした、ひとつの熱は、必ず外側へ、びんと当たり、
もっと周囲へ、もっと奥の距離へ、
なんどという、、
凡、さ、凡、の、
いくつもの凡の響きを敷き詰めて、
たいらかな、大いうつわにまともにつきあたるように、
響きを重ね、、
生きているひとがこの圏内ででもあるように、
私は、振舞いをしていました、、
私は、たんと鳴る皮膚の、最前線に居ました、、
身体の一連の歌い上げ、
を、
隅々にいたるまで、べたりべたりとききながら、
あたしのひやりとした手のひとふり、ふたふりは、
今生の別れかもしれないと思い、、
その場で、妙にさわだつのでした、
(あれ、一等の、そのそばに、肌があって)
(秘密を一等、その肌で、めくってしまったのかもしれない)
まったくそのような音の、
なしかたをまともにとらえて、、
ここへひやりと生きている、、
たんなる内部の、たんなる日、いっぴのきらめき、、
これが、熱さ、これが、肌の中か、、
本当だろうか、
という、、
いっさいの掛け声が、
身体のあるところ全ての箇所に当たる、
いいや当たっていて、、
まともに、息をするところからまったくその内側、、
を、、
さわぎに来ます、、
あたしは真正面から、それをずら、と覗いていますから、、
なにげなく響く時刻のひとまいひとまいをも、含みます、、