ええまったく、向こう側にあるものをとりこんで、
少し、いちまい量、厚くなるのを、
なにという表情を、していたらいいのか、がいまいち分からず、
その場で、露出された、、
遠方を、どうやらぽかんと、眺めたまま、、
いちまいいちまいが、露出している、、上手く風と折り合ってゆき、、
諸方へ、ただ歩速、それから超速跳びに移動していく光景などを、確かめていました、、
わたしが、どうにだって、、確かめていましたから、、
その場は、渦のようにまわりました、、
渦のようにだらりと駆けて、
くれました、、
一日の端を、
ええまったく、、予想もしないところから、、
結構な生命反応が出てきて、
私は歓喜するより、先、
あ、いちまいがめくれた、、
めくれてみると、なにがなにだか、、
私にも、とんと検討がつかない、
声の端緒が、そこへ、ずらりと並んでいるように、、
当たりまえの、表情として確かめられた、
(はて、ひょっとすると、、幾層もの めくられた先から、同時的に響いてくるのが、今の露出された、声ということで、あるのかしら)
私は、長い時間眺めたが、眺めはじめたときから、これがなになのかなにであるのかというほうけの気分を、、
すでにこの場へ多量に含んでおきました、
含んでおきましたのなら当然、そのなかで、なにものを目掛けるという訳もなく実にぐらぐらと揺れるのです、
ぐらぐらと、方向感覚を持って、、
方向という言葉を、初めて耳にした人のように、
ええ、まったくでした、
私は、その余光のなかに、肌を、まるごと滑り込ませていて、
さいわいかな、さいわいかな、、
という、響きを、直に折り込ませ、そのままきざみつけさせていたのです、、
その肌を、普段から、きいていますから、、
なにか、このめくれた運動にも、近しいものがあって、
私は肌を見つけている、、
なにもかも、上手く、収納されて、ここらにあるじゃないか、、
まったく、大きな声、大きな響きから、、
続々と出てくるものがあるのです、、
その、方向ということ
(なに、ほうこう? ふふうん、それは、初めてきいたな・・・)
あたしの目の在りどころ、、
へ、、
ずらりと並べたりをまあしなさって、、
はげしいヒにいますね、、
わたしども、この余光のなかへ見事に浮かびまして、、
ただにめくれています、、
まあ、なんと、まだ触れ得たばかりの表情を、
どうぞこちらにもください、、
どうぞ、こちらへも、、