みんな白く浮かんだ、
行先などどこへなど、
私は地の方で指をかきましていて、
その時に過ぎる、、
からだのなかに熱が当たってきて、、
ひどく、誘う、、
私はこの方向に傾く、
ええどこかへ、
ええお帰んなさい、、
あたしは違和の印を受けた、、
ここらから順々に声の浮かんでくる、、
印に対して、私は、まっすぐの視線を呉れた、、
長い日が始まった、、
私はこのさわぎのなかにいて、、
じたりと、
声が張りつくようにしていた、
振動のたびめくれあがる、、
私はそのもののなかにあたりまえにいた、、
あたりまえに過ごす人の、
肌のさわぎに、、
なんだかあたりまえの人なんだけれども、
ここからひとつの飛躍がある、、
なんだか静かに存在しているようなんだ、けれども、、
ここから跳躍がある、、
あたしは跳ねてしまうのだ、
あたしは時刻から順々に、跳ねてしまうのだ、、
吐く息がひとつ漏れましたね、
どこからともなくあたたかい空気がやってきて、
あたしを包みます、、
ああ、
なんて長い日だったろうか、、
私は刻む、、
ああなんという、なんという時刻を持ったのだろうか、、
揺れている、影は、、
欲望を、
内へ、内へ、
丁寧に折り畳んで、
そこで華やかにあたたまりだしていた、、
こんだここからいくらでも、
いくらでも熱が出るのだぞ、
と静かに笑む、、
私は圏内を渡り、
ひとつまたひとつと続くものになります、、
あたしは触れています、
分かるかな、この形、、
不気味に開通しようとするもの、
あたしは驚くでもない、
ただ、じっと時間を含んで、
見つめているだけです、、
あなたはここでどんな息をするつもりですか、、
私は白くなり、見ている、、
ここで立ち上がるものを見ている、
たれも、かれも、響きになり、、
時刻をうかがい、あたしは呑む・・・