その身体の先へあたりまえに掛かる、、
よし、
そのまま、、
はずんで、しかし、奥の方へ、、
あ、湿りに触れて、
私は静かになってしまった、、
身体ごと、ここへ来て、静かになってしまったようだ、、
今にその声、
今に漏れて、、
私はその方へまったく合わせにいく、、
どこか、あたりまえの現象と、、
その自をつかみ合わせて、
まったく遠いところへ動いた、、
あれはなんだったのだろう、、
興奮をして、それがあまりに静かだと、
分からない、、
あたしはまとまりがつかない、、
静かに振られている・・・
そこへ何か液を垂らし、、
私はほうけて、
どこか遠いところへ来た、
なに、皮だけになり、
骨格だけになり、、
繊維の集まりだけになり、、
また縒り、また縒り、、
彼方へ立ち上がる、、
巻き上がり生まれる、、
生まれたらまた白い、
白い陽の照るなかへ、あたりまえに、、
参じ、、
ここ一切、、
ここの香りだけ私は膨れて、、
きこえる声一切、、
私は離れて、
静かな溜まりを作る、、
この声のなかに静かな溜まりを作り、、
私から私のそばへ、
上手く破裂して、、
身体のなかに、かつてのイメイジの液が、、
液がまともに垂れる、、
あたしは生まれて、、
まともな湿り気のなかで、
長く生まれて、、
しだいに柔らかに手のなかに揉み込まれる、、
あなたみたいな手のなかに、
次第に揉み込まれている、、
あたしはなくなり、
匂いも失せ、、
静かな身体の揺れの、見えない一部分となる、、
見えないはたらきの声となる、、
そこで確かに揺れて、、
あたしはさわぎ、
剥がれ、剥がれ、剥がれたあとに、、
静かな人の歩みがつらなる・・・