2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

<2408>「虚無について」

虚無は、零空間への再接続として捉えられるのではないか。 yutaro-sata.com 中沢さんの講演を繰り返し聴いてみて、そんなことを考えた。 皆さんは虚無の時間をどのように捉えているだろうか。 私は、今までせっかくずっと続いてきた、楽しかったり興奮してい…

<2407>「着床を待つ、静かな白い眼」

また浮き、 また浮き、、 私は、時刻のなかに座り込み、 そこで、 着床を待っている、、 んぬんぬ、 時刻を、 んぬ、と、待っている、、 あ、はじまり、、 あたしはどこかではじまり、、 音はない、、 ・・・ ん、 なぜか、わたしは、線の振るえに、会ってい…

<2406>「円に着いて」

あんまりはりついていてさ、、 いちいちどこへもつながる、 いまみたくその生を見ていて、 私は、揺らぐ、、 なんだかあたりまえの表情、 あたりまえの整列で、、 ここへ生きているものの、 私は言う、、 私はもののさなかへ言う、 身体を言う、、 あればあ…

<2405>「『第1回京都こころ会議シンポジウム』の中沢さんの講演」

www.youtube.com 動画自体は2017年のものですが、最近見た動画のなかでぶっちぎりで面白かったので紹介を。 詳しくは全編を見てもらえるとわかるのですが、簡単にまとめると、 中沢さんは心と物のかかわりについてずっと考え続けている。 どうにしかして…

<2404>「香塵の立つ、室(シツ)、種の踊り」

新しい身体にさわるものがある、、 どこからのびてもいい、 あたらしい、 その時刻にさわるものがある、、 私は掛けた、 すると、違う場所にいる、、 異なった感情を持つ、 肌のなかでざわざわとしている、 私は、呼んでいる、、 一体それがどんな響きか、な…

<2403>「何、重さ、私は眠っていた」

ああそれ、 あたりまえの身体のなかから、 なにだうっとうしいな、、 こんなものに殺到され、 私が感じているのは重さか、 なになのだ、 ひびきのなかへ来いよ、、 あなたねえ、 積み重なり、、 違うところへ出ましたね、、 どこからどこへ、 あなたの仕草は…

<2402>「つなぎ得、ここち、」

振れる頼りが、、 方途が、 ものの辿りが、 いまここに滑り込んできて、、 私は次から次へ、 生まれては変わる、、 えい、 長い道の先へ、 重力の変わる場所へ、、 あたしはこの場をひとつひとつ確かめ、、 ここへ座る、、 ものがある、 ものになる、、 たく…

<2401>「ものもあなたも垂れ」

まだ底の方に、 これは埋まっていて、、 あたしはそのなかへ、 いくらも声をする、、 あ、 発話でもなにでも、 ここに、 まっすぐ始まって、、 私は驚いています、、 どこから入ってきたのか、 身体は順に声を寄せながら、、 ここで、過ごしている、、 いま…

<2400>「私は何故(真黒な浸透時)」

謎のような身体、 ものを見る形、 姿のなかのうね、 声のはシ、 はだしでからだになり、、 からだから他方に行き、 私は歌いジ、、 その全てを撫でるもの、、 もののさなかの声、ひとつ、、 まためくれ、、 また身体が集まり、、 次々にうたい、 次々に駆け…

<2399>「発‐時を得」

なんだなんだそんなところへ挟まって、、 あたしへ、声がきこえるじゃないか、 そうだね次から次へ、 あたりまえに湧くのかな、、 湧いたらまた肌の先へ来るのかな、 なんて、 時刻へ向かい、あなたは声をする、、 そこで、確かに声をする、 あなたは時刻に…

<2398>「ヒと光と内部」

ああ、そうだな、 こんなところは初めてであるに違いない、 あたしは、 なにかのために、 動いている訳ではないのだ、、 身体に近くなり、 そこで過ごしているだけなのだ、 ここへ声を寄せて、 明らかなあなたの姿が、 見えているだけなのだ、、 私はどこに…

<2397>「あなたはさめる」

それではあなたはそこへ出てください、 全く真剣に、 身体を振って、 ここに出てください、、 声などなにと、 この方面へ響かせて、 私は掴みますから、、 そのなかへ、 すっかり集まってください、、 私は見ますから、 私は見てください、、 身体からまたね…

<2396>「遊行時に見た煙」

あなたが覗く、、 それは何処か、 どこからの動きがここに覗くんだ、、 かわす、 回転する、、 言葉が、 ひとつの意識のなかに、 入り、 回る、 そこで当たり前に過ごす、、 なかを見て、 当たり前に過ごす、、 あなたが見えている、 見えたまま、 あなたは…

<2395>「再生する層の、声の溜め方」

新たに肌を見つめようとした、、 うん、 赤い、、 あなたのその赤い、、 もののなかを、 はっきりと見せて、、 赤い、過ごす、、 停滞している、 本当は、轟音なのに、、 あなたは、 ピアノのメロディの上を通過するような表情で、 居る、 あなたはそこに居…

<2394>「音のなかに座る」

あるのだ、 私も知らない、、 ひとつが奥へ、 続くのだ、、 どこへ、どこへ、、 声からまた円が生まれ、、 ひとつひとつに入るのだ、 なにが、 静かな振動がか、 それは分からない、、 あなたは時刻の、 的のなかに来て、、 うん、簡単に、 簡単にはがれてい…

<2393>「(振る)」

(メイモウ、ゲンゴヘイヤジ) この阿のなかで ぶる、ぶる、、ぶる、ぶる、とふるえ出し ぶる、ぶる、 ぶる、ぶる、、といい 振動の先に生まれた言語、 阿の、ひとつの体温に、 あたしは住む、 (迷妄、言語平野時) あたしはそのさなかに 身体をアけて、 あ…

<2392>「中と彼、彼と線」

彼がその自へ、 手を入れる、、 手はそのカンのなかで僅かに光り、 私は停止する、、 動いてみせている、、 なにがその場へ潜り、 ここに声をさすのか、 私には分からないが、 順番にきこえる、 順番にきこえるものがここにはあるな、、 あなたはそれを線に…

<2391>「流れるように」

あれあたしも、 あたしも、あたしも、と、 参加する、、 なにがなし、熱の、、 そのなかにいる、 あなたは順にその声をきき、、 この表面にあらわれでる、 どこからどこから、と、、 当たり前のようにこの場所へ、 えらくはっきりとした形で、、 あなたは見…

<2390>「皮膚的にきく、ひとつ、ひとつを」

なにげなくそのジにかたまりあなたは、 ここに声をする、、 あの、不透明なものごと、、 次々に、当たる、 身体は、当たる、、 あなたは、そんな、時間をまっすぐに眺め、、 あたしの呼気の中、、 その声の鳴るなか、 ものが生きるなかへ、、 静かに入ってい…

<2389>「変容」

ああそれがはじめだ、、 あなたは現象に灰を見留めた、、 振舞い、 振舞い、、 私は嘘をしていた、、 ふん、 かわいらしい妄想だな、 私はそこで人間をしていたのだよ、、 どこから来る時刻かも分からず、 まっすぐに人間をしていたんだな、 いろいろな、 い…

<2388>「円時、融」

はあは、 うん、そう、、 全体に、このなかへ、這い、、 浸透ジ、 また生まれ続けている肌、、 私は、この場を、長く見つめる、、 私は浸透ジ、 予想された肌、呼吸の、 蓋のなか、、 あ、経て、経て、出た、うん、 その先のことも、、 きこえて、 なにかと…

<2387>「声の膜内部にあたしはハる」

ある、触る、ものが、、 点を打つ、姿が、 事が、 ここに生きていれば、それは、驚く、、 私は、既に、 秘密の圏域に、 身体を動かしている、、 なにがさわぐ、 身体の中、 声を目撃し、、 あたしは果敢に、、 その内膜を剥いでいく、、 すると声は四方に散…

<2386>「応答」

そうかな、 たしかにもののなかへ、 すべりこみ、、 またこのジははじまりを見るのか、、 またはじまりを見、 ひとつで できあがるのか、 からだにきかれる、、 私は少し応えていく、 なにだろう、 頼りのない、、 ここへ、静かに置かれて、、 私は疑問にな…

<2385>「『ケイコ 目を澄ませて』を見ました」

見ました。 happinet-phantom.com threefivethree.hatenablog.jp 今年映画館で見たのは63本で、邦画で一番面白かったのは「ケイコ 目を澄ませて」、海外の映画だと「アネット」、一番見てて楽しかったのは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッ…

<2384>「可知」

身体にこぼれている、、 ひとりの染みの時刻が、身体に、 私は、僅かに冷たくなって、 それを見、、 それをただ確かめ、 また、現実のなかにはいり、、 空気を知る、 ん、 なにだ、 なにだ今私のなかに湧くもの、、 しずかに干せ、 しずかにひきあげろ、、 …

<2383>「存在時への投げ掛け」

その場に染まり、 私は影を成す、、 どう、どう、、 ものの言葉の回る場所、、 身体を揉み込めよ、 それはホウと鳴り、、 身体のなかに畳める、 いくつもきこえているらしいそのあなたの、 月日の、身体が、 今あなたとともにここにある、、 あなたはその場…

<2382>「utter」

ある身体をきき、 私は奥の方へはいり、混じる、、 また軽い、 またこの軽快な調子へ含まれ、 私は隅からきこう、 うん、 始まるこの声のもののなかに、 あたしが立ち、 身体が空になり、、 ひとつやふたつ、 その自の姿で、、 私は始まり、 姿を見つめるの…

<2381>「渦は死を夢に見る」

イマジにその、当たり前の激しさで、 あなたは来る、、 あなたは風景となり、 ここへ出てくる、、 私は困惑し、 ここへ声を掛ける訳だけれど、 何を知る、何を知る、、 彼方へ、 私の呼吸が見え、、 それを掴む、 掴む、、 ただ当たり前にいるものの、 声の…

<2380>「声が、始まるのではないですか」

ものの呼気のなかに当たれ、 まずあなたが、、 まっすぐにここまで来る、、 それはどこからの光、 あなたは現象に、光を見、、 遠くなって、 そこで眠っているだけなのです、、 あらたな領域へ、 身体を入れて、、 私は次々に泡が、 身体の中で音を立てるの…

<2379>「無感の穴」

埋まるもの、 次々にきこえて、 またもその場所に身体を出し、 被り、、 そのヒは来る、 来ているままのもの、、 私は静かに招んで、 ものの形を確かめ得、、 ひとつひとつと沈み込む、、 この、流れのなかにいるのでした、、 さわぎはなぜ、 道を通る、、 …