<2391>「流れるように」

 あれあたしも、

 あたしも、あたしも、と、

 参加する、、

 なにがなし、熱の、、

 そのなかにいる、

 あなたは順にその声をきき、、

 この表面にあらわれでる、

 どこからどこから、と、、

 当たり前のようにこの場所へ、

 えらくはっきりとした形で、、

 あなたは見えているものだから、

 なんだろうな、と、

 驚かされてみた、ものだからな、

 

 ここがひとつの熱を放り、、

 あたしは声を駆ける、、

 うむ、

 なにがなしそこへあつまる、、

 あたしはまっすぐに見ている、、

 身体が溜まる、、

 訳も分からないまま次々に、

 ひたる、

 呼吸がそこを揺れてくる、、

 あなたには見えている、、

 次から次へはじまっていく、、

 すごす、、

 音のなかで過ごす、、

 ひとしい身体の、

 その連続する音の、、

 過ぎるひとひの、なかに、、

 すっかり生まれて、

 生まれすぎて、、

 ああなんという身体、、

 お前さんもそこに絡み、、

 ほうほうと言う身体、、

 存在からまっすぐにきこえる、、

 今そこに生まれはじめて、

 存在からそれはどうもまっすぐにきこえる、、

 発火、

 発す、発す、らしい、、

 

 なかにありはじめ、

 ものの次にふたり、、

 くらがりから生まれ、続き、、

 ひとりでに湧き、あたため、、

 しらずしらずここへ、

 どうにも過ごし、、

 ただ背という背、、

 動きという動きから、、

 あなたの、声の、ハの形、、

 振の形、

 色の形が見えてくる、、

 きこえてくる、、

 それはもののなかに潜り、

 かたまり、、

 異様時として過ごされる・・・