<2402>「つなぎ得、ここち、」

 振れる頼りが、、

 方途が、

 ものの辿りが、

 いまここに滑り込んできて、、

 私は次から次へ、

 生まれては変わる、、

 えい、

 長い道の先へ、

 重力の変わる場所へ、、

 あたしはこの場をひとつひとつ確かめ、、

 ここへ座る、、

 ものがある、

 ものになる、、

 たくらみもまた先へ、、

 通る身体は、、

 私は外、

 外から溢れ、、

 次から次へ、

 

 身体がそこへどうしたってのびてくるときに、

 あたしはものを見、、

 そのなかで浮かれ、、

 そのなかでさわぎ、、

 や、

 なにだなにだ、ん、、

 どうな、そこや、そこから、開始、

 なにや、、

 すべらざるを得、

 すべらざるを得ない、、

 わたしはふくまれざるを、、

 あ、あ、

 その身体のなかへ、

 畳まれざるを、、

 あとで声が始まる、、

 長い長いものの先へ、、

 その振動が始まる、、

 その装いがはじまる、、

 

 または浮かび、、

 声だけで過ぎ、歩行し、、

 つなぐ身体、

 つなぐ手のヒの過ぎ、

 ふくらむ仕方、、

 それぞれの程度、、

 それぞれの重なり、、

 私はうたいをとり、

 もののなかをのぞく、、

 このひびきに付き合っているのが、

 私には見えて、、

 この付き合いの、、

 なかの形、

 得たというききごこちは、

 ゆっくりと、

 このなかへ響けばいいので、、

 うむ、、

 私はまたそのまとまりのなかへ、かえる・・・