<2406>「円に着いて」

 あんまりはりついていてさ、、

 いちいちどこへもつながる、

 いまみたくその生を見ていて、

 私は、揺らぐ、、

 なんだかあたりまえの表情、

 あたりまえの整列で、、

 ここへ生きているものの、

 私は言う、、

 私はもののさなかへ言う、

 身体を言う、、

 あればあるだけ、、

 言う身体の、

 ものの振動のなか、、

 私は遊び、眠った、、

 

 いまにすぎてこの声を、、

 ひろくしましてください、、

 あなたはどこから、、

 あなたは背後から、、

 身体とひとつになっていて、、

 そこでいくらも呼ぶ、、

 そこでいくらも形になり、

 あたしへと続けていて、、

 なにだろう、、

 この円のなか、

 長く、声の続く、、

 それらしいたよりが、

 今にはっきりとあらわれては来て、、

 私は時間のなかに還る、、

 それぞれに生まれた人として、、

 あたしはその点のいくつかを、、

 ここでじゃらじゃらと鳴らす、、

 ながれがここにある、

 今そのヒに届いていて、、

 何や信号、

 身体をおすものとして、、

 私は自己を含める、、

 先へ先へとつらなり、、

 私は居る、、

 ひどく明らかな格好で、

 いる、、

 

 どうなとあれ、、

 身体のヒのたたみと、、

 あたしにはきこえる、、

 ものが上手くたくらまれて、、

 あたしは流れに乗る、、

 それぞれを見ながら、

 うん、

 あんまりあたたかい場所へ出て、、

 時間を過ごしたのであれば、、

 ここは、

 何として経過する、、

 あたしは見ているの、

 その、長さを、

 どこかで見ているの・・・