<2381>「渦は死を夢に見る」

 イマジにその、当たり前の激しさで、

 あなたは来る、、

 あなたは風景となり、

 ここへ出てくる、、

 私は困惑し、

 ここへ声を掛ける訳だけれど、

 何を知る、何を知る、、

 彼方へ、

 私の呼吸が見え、、

 それを掴む、

 掴む、、

 ただ当たり前にいるものの、

 声のなかのものの、

 動きの、

 底の、

 手、

 

 ああ振れた、ああ、ああ振れた、、

 シンドウジに、静かに招び出して、

 あたしは諸方を見つめるのだから、、

 うん、

 この呼吸はどこへ行くのやら、、

 私には定かではない、

 つながりつながり、

 また目覚め、

 つながりつながり、、

 私は呼吸を立てていく、

 ものが底に生まれてくる、、

 泡立ちよ、泡、、

 ものも立ち、、

 むくりむくりと起き上がり、、

 身体は時刻に立ち、

 ものが過ぎ、

 過ぎていればこそそこに変化はある、、

 当たり前のジニチのように、

 そこに変化はある、

 あなたがさわる、、

 ものにものにさわる、

 遠くから見つめて、、

 このものがどこかへと騒ぐ、、

 ああは、あは、

 ああ、そうなのか、、

 

 身体はどこへも印を残すのです、、

 あたしが見て、、

 紛れて、

 経過して、

 上手くなり、、

 またほぐし、

 身体になり、、

 出来上がり、

 そこで生きて居、

 生きて剥がれ、、

 剥がれたまま呼気し、、

 呼気は渦し、

 渦は死を夢みむ、