<4133>「所感(450)」

 生きていることって。

 

 あなたが今見ているこれらは、まもなく影も形もなくなるものたちです。

 

 という場面の連続だなっていう気がしている。

 

 私が見て、同じように時を過ごしていた土台は、今どこに行ったのだろう。

 

 もう会えなくなるものたちと日々、新しく出会っている。

 

 関係が何年にも渡っていようが。

 

 終われば終わり。

 

 どこで何が新しく始まるのか、私にはまったく分からない。

 

 ある一日の朝、たまに。

 

 私の内部はすっかり入れ替わって。

 

 前の自分では考えられないほどの別人になっている瞬間を感覚することがある。

 

 変わって置き去られたものはどこへ行くのだろう。

 

 二度と立たないであろうあの場所、あの地面は。

 

 私の内部に残っているのだろうか。

 

 今始まっているものも、もう終わりから数えてった方が早いのかもしれない。