<2614>「内を見ておもう」

 まだこれはしらないという、

 肌にあって、、

 見事に回転するものの、、

 まだこれはしらないという、、

 まだただはだのはじけるだけ、

 私はきこえていないという、、

 そこに、用意されて、、

 あたしは軽くこの姿で出てくる、、

 うん、

 たくみにたくらまれたところへ、

 しずかに出てくる、、

 いつも見て、

 いつもころげている、、

 わたしはこの場所の、

 こえのひとつになろうとしている、、

 

 こころのなかでしずかに生まれている場所、、

 私は姿に、

 姿は鏡に、

 なって、

 ひとりでに躍り出そうとする場所、、

 あなたは包み、

 包むことで、、

 内部から新しくなろうとする場所、

 なに、

 順にきこえていたんだね、、

 あなたが歩く、

 その姿形まで、、

 こんなにはっきりと、

 見えていたんだね、と、

 私は思う、、

 私はその姿形に対しておもう、、

 ものを思う、、

 ふくまれた回転、、

 きっと私はそのなかに入るのですね、と、

 長い時日と身体でおもう、

 揺れて、

 破裂の、そのなかをおもう、、

 あなたは一杯の、

 そのまともな様子をもって、

 ここに来たんだね、

 悲しんでも、いるのですか、、

 どこから増えるのかも分からない、

 喜んで、いるのですか、、

 

 あたしがその姿形とも、

 なんども触れ、

 なんどもかたまり、、

 またそのさなかへつなぐ、、

 ひとつの領域の、

 声のあつまりを、、

 あなたは知りましたね、、

 この領域はどこを眺める、、

 あたしは大きくなっている、、

 ものの印となっている、、

 はたらき、見えている・・・