<2323>「自性の熱、円」

 身体ばかり剥がれている、、

 もののあいま、、

 私は呼吸し、

 その剥がれのなかを見たか、、

 呼吸はどうなる、

 あたりまえに育つのか、、

 印はどうなる、、

 あなたがこちらへと進み、

 それは、ひどく新しくなる、、

 もののなかを覗き、

 ひどく愉快らしくなる、、

 

 あらたに始まり、

 私はそのまま存在に手を置いて、

 ここで休んでいる、、

 ここで新たな形のなかに入り、、

 手を届けている、、

 あア、新しく生まれた、、

 私が差さるならば、そこに、、

 続々と、手を、、

 うん、そうして、ひとつずつ進んだ、、

 現象に色を持って馴染んでいく、、

 順番に顔の中へ来て、、

 それぞれが叫び、、

 それぞれが時間に乗りながら、

 あたしの中へ、集まってくる、、

 あたしは存在ごとあたたまる準備をしていた、、

 今にその呼吸はきこえることになる、、

 なあ、その仕草は、どこへも、、

 簡単についている、、

 あたしは混じり込む、、

 ものをひろく取る、

 いくつもの様子のなかに深く入っていく、、

 ねえ、

 これはどこのかけは、

 わたしは歌を歌うことにする、、

 なぜなら印が必要だから、

 これはどこから出た香りなのか、、

 ひとりで、上手く馴染んでいく必要がある、、

 

 時間のなかで興奮した、

 その姿が今にあれば、、

 私は驚いているには違いがないのだけれども、、

 ここで発火し、、

 私の方面へ、静かに動いてくるのを、、

 きいている、

 たしかめている、、

 これはどこに続く響きなのだ、、

 なにも明らかにならない、

 私はここに揉み込まれるだけである、、

 仕草が膨らむだけである、、

 まじないを、そっと知るだけである、、

 どこから来たものなのだろう、

 順に混じり、、

 円を描く人、

 どこからその方法は来たのだろう・・・