<2121>「増殖する肌の夢」

 にじむヒのはた、

 あたしが声をしたから、、

 いつもの場所で、

 そうして、

 ア、

 静かなジ、ねつの動きだ、

 かたくなだったり、

 育ったりする、、

 それぞれの動きだ、、

 あたしはこのモオドのなか、

 切り出して、回転した、

 形など、次々に来る、、

 揺らぎなど、ふるえて来る、、

 ひとつ増えてくる、、

 ぞうわ、

 ぞうわ、と、、

 もののさなかへあなたの垂れる、、

 

 身体のなか、すみ、、

 ア、

 持っている線がどこまでも走り出して、、

 私は驚く、、

 こんなところまで揺るぎながら、

 あなたは来たのですね、、

 私は、白い時刻を知り、

 言葉のなかで始まる、、

 時間の姿を、

 それはゆっくりと、見つめていた、、

 ア、

 身体が今そろって、、

 この方角へ向かう、

 私は数を知っている、、

 私はうたを、、

 

 しんから伝うのがこのハなのか、、

 誰なのか、

 私は、

 振動を次々に受けながら、、

 ここへ来る、

 つながるその様子が、、

 私にはまだ新しく、

 次から次へ、、

 身体はあたたまっていく、

 ア、

 次の道の類い、

 えて、しみる、、よそうの線を、、

 私はふらりとし、、

 むしているあのなかへ帰るとし、

 ここは果たして同じ場所だろうか、、

 時刻のさなかに、

 それぞれの仕草、

 沈黙の仕方を思い出し、、

 私はここに身体が溶けるままにしておきましたよ、、

 はじまるから、、

 どこに行くのか分からない低速な、

 この泡のわきたちのなかにいくから・・・