<1225>「存在の記憶の色、装う粒」

 まぁそういうものですか、、

 まぁ呼吸を取りましょう、

 そうですね、 きっとすみやかに、

 あるいは確認などなくとも、、

 いつまでもメグッテいるでしょう、

 本当です、

 本当は誰かの顔をしていませんので、当たり前に過ぎてきました、、

 過ぎてきました、、

 新しく積み、新しく掘り終わり、

 それは今の粒の中に入る、入ります、

 でしょ、

 新しく今の粒の中に入ります、

 粧いも、 態度も、

 そうして、あっと震えるほど小さい時間、

 小さい時間に、

 何か、 前に出します、、

 これで、 進むんでないのですから、、

 ただ嬉しくて前に出してみただけなのです、、

 

 そうして、そうして、メグるもの、メグるもの、

 あるいは刻印し、ひらき、流れ、 染(シ)むと、

 存在が濃くなるでしょう、

 存在の記憶の色がいちいち濃くなるようです、

 回転には収拾がつかないのです、

 同じ身体にどうしてここまで今の粒が入るのか、

 今の粧いが入るのか、

 そんなことは分かりませんけれども、

 経年に、まともに対峙していると、

 小さな震えが来ます、

 嬉しいからではないでしょう、悲しくもありませんが、

 道理でステップに長けているが、

 回転は優雅で、

 新しい粒のうはつきは語らいを進めよう、

 そのものの、

 当たり前に混ざって 鳴っている、、

 尋常の音が鳴っているから、静かに立って、 まだ眺めています、、

 こんなに人の当たり前に涼しいものだろうか、

 こんなに人の、当たり前に静やかなものだろうか、

 あるいは紛れ込み、

 あるいは長い時間踊っている、、

 次々に運動へ、運動へ、

 静的なものの後ろへ、

 私の肉声の隙間へ、

 日の射す日の内側へ、

 今の粒へ、

 粧いへ、

 そうして記憶よりも小さい時間にひとりで歌います、

 誰の歌かは知りませんが、

 黙して戸を開き、

 私に手招きなど到底及びもつかない、

 それで、乱れ、

 日の内側、

 爛漫と散る中を、

 微笑んでよぎろうとします、、