<3884>「所感(330)」

 存在が存在であるということの不安。

 

 いつまでも生きていられないという有限性。

 

 ちょっとしたことで完璧に壊れてしまうという脆弱性。

 

 そういう、生き物であることからくる、根源的な不安。

 

 

 私はいっつも不安で。

 

 それゆえ、自分に自信ないよねって言われることもある。

 

 でもおそらく、自信がなくて不安なら、何かが出来るようになったとき、その不安は解消されると思うのだ。

 

 私の場合、どんなにできることが増えても、不安はなくならない。

 

 何かができなくて不安なんじゃなくて、根源的な不安を強く感じ続けているだけなのだと思う。

 

 友達や、親、兄弟。

 

 そういう、普通より関係が深い人たちとも、私は悩みを交換するのが難しい。

 

 できない訳ではないが。

 

 根源的な不安が強すぎて、個別具体的な悩みがその強さの前に無化されることも多く。

 

 根源的な不安は、吐露したところで解決策が何もなく、自分も相手も、途方に暮れるしかなくなる。

 

 だから悩みはあるんだけど、一応ないってことになる。

 

 根源的な不安だから、現実の出来事の流れとは何も関係がないタイミングで私を襲ってきて、私はじっと耐えているしかないときがある。

 

 自信があるとかないとかの話は掴めない。

 

 あまりに軸が、現実世界寄りである。

 

 こんなに内界とか、根源的なものとかが優位なのは、何かの運命なのだろう。

 

 現実は近づこうとして、いつも遠い。