<2633>「動きでも静でもあり、悲でも喜でもない」

 あたしの肌のままの振動は、

 そこにあるか、、

 ただ触れて過ぎるの、、

 うん、

 うまく動いたあと、、

 ただ、作られて、、

 あたしは、

 はてから戻って来、、

 この現在の、、

 撫でまわしを、、

 育てを、する、、

 見る、

 あなたはどこからも出てくる、、

 わたしは内部にはじまり、

 今も出る、、

 

 今あなたは、、

 ただの正気ですか、

 私は、

 静かな平面に立った、

 と思っている、、

 私は、

 静かな平面に立って、、

 この道行きは、

 変化せず、、

 段々この身体が、出来てくるのだと、、

 しずかに思っている、、

 先に行く、

 深く行く、、

 色が濃く、なる、、

 わたしは既にいろいろなものを経過して、

 なにか不安になっている、、

 なにかたくわえているのか、、

 しかし、、

 なにか、粒が、

 ふと見ると、、

 いつもの手の一部に、

 既になっていたり、、

 よく見ると、粒が、、

 自在であり始めたりする、、

 この掛け方はなにだ、

 あたしは嬉しいのか、

 あたしは悲しいのか、、

 そのどちらでもない場所にいる、、

 そのどちらでもない場所にいて、、

 動くあなたを、

 具体物を、、

 ここで見つめている、、

 

 あたしは動きなのだから、、

 あたしは静の一点で、

 ものをいっときに把握するのだから、、

 そのどちらもを同時に持っているのを、

 知ったらいい、、

 少し握り直す位置を、

 動かし続けていたらいい・・・