<2031>「地面に垂れた人を吸う」

 そのすべてが分かれているところへ、、

 あなたも来い、

 なにだ、、

 ひどく音を立ててこの場に来る、、

 印が見えている、

 私があんまり静かな声で鳴っているから、、

 どう辿ったらいいのかも分からない、

 彼方できこえたままになって、、

 集中した線は、出てくる、、

 あなたの時刻へまっすぐに出て来る、、

 私は、

 熱が、底の方に溜まったままだ、、

 

 広い時日へ渡るものなのだな、、

 身体をその四方へ組みながら、、

 今この鳴っている音は同じかどうか、、

 徐々に確かめながら、

 私は静かにほどけているように思えた、

 熱が自身で声を出している、、

 あたしはまとまりでもある、

 こんなところで細い声をさしている、

 ひとつのまとまりでもある、、

 ア、なにか、、

 あたりまえにひらいたひとのひとひに、、

 参じようとする、、

 こんな粒の流れなど私には奇妙だ、、

 なにの香か、

 灰か、、

 静かに水の少なくなった時間が、

 私とともに立っている、、

 ア、

 当たり前にヒを見つけたな、、

 と、

 言葉をここに印す、、

 ア、

 先に振れて生まれて、漏れて、、

 ここに声をついでいく、

 

 その、ものの振動を頼りに、

 私は粒の中へ、

 出ただけなのだけれど、、

 順番に声がするな、

 順番に生活の液が見えるな、、

 と、ひとり、声します、、

 ヨウ、ヨ、、

 じめんにひらいてはあなたの姿勢が、、

 次々に来る、、

 簡単にささやいてこの道へ来る、、

 あたしは今の道の漏りを、、

 、吸う、、

 ア、もう、、吸う、、

 ただ垂れていればいるだけこの姿を、、

 まっすぐに吸い合わせ、、

 私は、地上線で、

 渇いた人だったのだと、、知り、、吸える・・・