<4066>「『MURDERER』」

 昨日の続き。『MURDERER』を観てきた。

ae-on.co.jp

 

 ちょっと観ている間は、とっつきにくいというか。

 

 これは何なのだろう、とうんうん考えるような感じだったけど。

 

 構成とか流れの唐突さとか、起きたはずのことがリセットされているような感じとか。

 

 あ、これはなんか個人の夢のなかの、トラウマ的なものを処理している感じに近いかもしれないぞ、と勝手に自分で設定してみると、ある程度振り返りやすくなった。

 

 MURDERER、殺人者。

 

 これも、実際に人を殺すこととして考えるより、人間が経過するイニシエーションの比喩としての殺しとみると、分かりやすい。

 

 訳も分からないルールに従い、何かを殺さなければならない、という在り方自体が。

 

 殺人者を自己のなかに組み込むという仕方自体が、大人への階梯を渡っている人間の姿に重なる。

 

 

 なぜこの舞台を観に行くことになったのか。

 

 偶然、「murderer」という詩を、思いついて書いていた、という経緯が私にはある。

 

yutaro-sata.com

 

 それで、murdererという文字列で検索をかけていたら、この舞台がヒットしたのだ。

 

 こういう偶然は掴まえようと思って行ってみた。

 

 不思議な偶然。