<2548>「ものの自、水が生まれる」

 ひとつの渦のなかへ破れた、

 ものなどあった、

 気など、あった、、

 次々に寄せる、

 次々に見える、、

 あなたはあった、

 どこから来る、

 どこから装う、、

 このもの自、

 わたしのハ、、

 わたしの只中から、、

 ひとつ見え、ふたつ見え、、

 この領域にはじまる人々、

 からだ増え、

 はてへ増え、、

 ものをたくらむものたち、、

 

 ふたつのかおのはざま、、

 からだのはざま、

 ものがよくとかれ、、

 あなたのはたに見えている、、

 かたり、かたり、、

 私は映る、、

 ものかたる、、

 ものふれこむ、

 ものふえている、、

 あらわれるあらわれる、、

 なにだか、

 ひのなかに多量に浮かぶものごと、、

 からだはそのなかの事、

 ものをたくらむ、、

 あとでいきるところ、、

 あとでもの、くる、いきるところ、、

 ものがただいきるところ、、

 あなたの手の、

 皮膚の、

 はたの、、

 手のものごとに、くる、、

 そのてから、、

 からだは全部生まれてくる、、

 あたしはさわやぐ、、

 このもののなかにつながり、

 あらわれる、、

 ただ身体のなか、、

 

 水が来る、

 水が生まれる、、

 ああ、ア、アなた、

 水が生まれる場所へ来ました、、

 特有の匂い、

 身体を従えて、、

 ここまで来ているのでした、、

 覗き込む、、

 あなたの方途のなか、手の、

 手の熱のなか、、

 からだで遊ぶなか、ひらく・・・