<2568>「からだ‐えきをすべてとり‐ほどく」

 あなたは時間が見ていない人になって、

 この表面に、、

 ひとつの形をつけていく、、

 あなた浮き上がる、、

 ひとつの表に、浮き上がる、、

 どこから出た集中なのだろう、

 あたしから出たもの、

 これをまともに見る、、

 ふん、

 外を探りながら、、

 あなたはよく見つめる、、

 あたしには不明の、

 その空間を見つめる、、

 

 身体ばかりつくり、、

 もののなか、

 あたしはいと、、

 いとからさきの手の、

 その言葉の、

 しずかな膨らみ、、

 あたしが見て、

 そこにするから、見ていて、、

 ひとつの、束の、、

 からだへのあつまりかたを、、

 私は、言える、、

 どこまでと、言える、、

 やはりこれは線だ、、

 特別に浮かべるばかり、、

 はてのなき線だ、、

 あなたを含み、

 さきからさきへきこえる、、

 この合わせのなかへ来て、

 私は探す、

 さぐる手のなかのこと、、

 私がたくらむこと、、

 なかへ含む水、、

 あたたかいだけ、、

 なまぬるいだけ、

 さきへ、さきへ、さきへ、、

 生まれているだけ、、

 

 あなたは様子をし、、

 これをし、

 なかを払い、、

 声にし、

 数にし、、

 すべてを乗せ、、

 1人にし、、

 時間にし、、

 かたらい、

 すべてからだはほどき、、

 からだから液を取り、、

 液はすべてひだから落ち、

 ひだはかわき、、

 うたれ、

 もののさまのなかへ、軽く動く・・・