<2549>「からだはてのなか」

 することのなか、、

 はなれたなか、

 ものにめぐるのの、そのなかに、

 ひとつ手を置き、、

 あたしはつながる、

 声がする、、

 どこから声のするもの、、

 しずかに見て、

 しずかにその隙間へと来て、

 あたしは知りうる、、

 からだてのなか、

 さすがにひらいたまま、

 なかの呼吸、

 あなたのなかの呼吸、

 しずかに見つめている、、

 

 あたしはどこに声を出したの、、

 ねえ、

 ジニチを、追いかけている、、

 からだはところを訊く、、

 どこ、

 まずは はなたれて、、

 あたしはいくらも呉れる、、

 おうい、どこ、、

 どこへ見、、

 どこへ身体を使う、、

 どこへ身体をきかす、、

 あれな、あなたのはたな、、

 うん、うん、 

 そこに来るのだという、、

 あなたのはたな、、

 ものかおりする、

 ものふくむのだ、、

 どこで声する、

 あなたが束になって来、

 みちをしらせる、、

 しらせたはたの、

 あなたの、

 ちょうど辺りか、、

 うん含む含む、、

 ものからだを続け、、

 あたしはここに含む、、

 な、

 なにというマのものでもない、

 な、、

 

 しらせるのだと、、

 だからこのマ、、

 しずかに届くのだと、、

 私はきき、

 困惑する、、

 ものにただ畳まれているのに、、

 気がいき、、

 気も畳み込まれ、、

 あたしはスく、、

 からだのなかをス、かせる・・・