あたしはその様子のなかへ来て、、
なにとはなく声を発する、
どこから熱が来るのか、、
それを冷静に見ている、
ア、
膨らんだ人々がそこに居、、
私は晴れて、
次々にもののなかへ、
ア、
こんなテンポで流れて、、
見つめている、
さてその内部に、、
あなたを見つめるものが映る、、
ア、
静かな時間に来た、、
私だった、、
この肌の中へ時間を刻みつける、
あるいは、、
魂のなかへ発話を彫り付けて、、
それで、、
私は忘れたくないことがあり、
もし忘れても、、
無意識のうちに動いているぐらい、
深く彫りたいと願うことが度々ある、、
何故やるのだろう、
曰く、
生きているだけでは足りないから、、
そうか、
私は生きているだけでは足りないのか、、
業欲であるという意識が、
反省なのか、自慢なのか、
なにと形容することもかなわない調子で、
私の中へ響いてくる、、
あ、そうだ、、
自分の欲望を、
なんのてらいもなく素直にひろげてみせた人がいて、、
その現場にいた私は、
むしろさわやかな気持ちになったことを思い出した、、
私はこの業欲を、
量をそのままに、
さわやかに表現できるところまで行きたい、、
私が欲を語って、
きいた人がその場で清涼感に包まれるような、、
自己との対話詩?
ア、今、なんか、、
私の頭の中に、
野心という言葉がサーッと滑り出て、、
ちょっと笑ってしまった、、
その笑いは、
こんな人間は一体どこから現れたと言うんだ?
の笑いだった訳だが、、
業欲を静かに蓄えてきたのだとすると、、
あなたはもっと前から、
どこかに居たのかもしれないね・・・