<2179>「ものの生まれを」

 ものの咲く、

 私は触れて、ひらく、、

 その先にいる、

 からだは続く、、

 ものの咲く、見事に、、

 身体は波を打つ、

 私はその光景のなかにひとり生まれた、、

 ものへ帰る姿、、

 その物事のなかへ帰る姿、、

 いる、、

 ものと一緒にいる、、

 

 ア、

 あたりまえにはれて、、

 この物事のなかにいる、、

 物事のなかのヒ、

 物事のなかの手、、

 少しずつ剥がれながら、、

 ここへ沿う、、

 ここへいる、、

 ものがただ動く、、

 私はリズムを作りたい、、

 生活が静かに沸騰していく、

 あたしはリズムを作りたい、、

 次々に生まれて、

 ここに、

 その確かなリズムを作りたいのだよ、、

 ア、

 次々に来る、、

 ひとつのものの声が、、

 そこへ重ねられて、

 ものがあなたと一緒になり、

 そこで弾け、、

 次々に生まれ、

 静かな回転のなかに生まれる、、

 あたしはその身体につく、、

 

 ひとつの情報と、

 うねりと、、

 始まりと、

 方法のなかにいて、、

 あたしはこんなに声をする、、

 揺れのなかから来て、

 ひたすら声をする、、

 ものの時間に、

 あなたはこんな混じり方をしたんですね、、

 居て、、

 振動はひらき、、

 頭からここへひらくさま、、

 じっと見て、、

 からだならからだへとつなぐ、、

 細いのか、

 私は驚いて、、

 この輪の回転のなかで驚く、、

 ア、

 いたな、、

 ひとつの回転を知る人として・・・