<2068>「太陽の身体に裸足で立つ」

 時刻に対して、そんなところで、、

 正確に振るえているあなたは、

 一体何を、

 この掛け声のなかに届けようとするのだろうか、、

 私は、裸足、、

 地面をまともに踏みながら、、

 この時刻にいることを、

 いざここで確認しようとしている、、

 ア、

 あたしからそのさなかへ時間が来て、、

 次々に回転する、

 ひとつ、熱量が高まる、

 そのとき、あなたは、、

 太陽時刻へ接近する、

 と、

 ひとりの声を掛けているような、

 ありさまだった、

 

 回転を追加する、

 ト、

 これは、回転の事実がそのまま、、

 太陽の、身体ということに、

 なるのであろうか、、

 私はうかがった、

 ア、

 ぼうっという暗闇が、、

 こちらに渡り、、

 私は一心にこちらへ向けて送る声の、、

 なかではしゃいでいる、、

 ア、漸次、

 うたがつかいやすくなってくるよ、

 誰に通すのでも、

 誰に揺らすのでもないけれど、、

 こんなうたの、身体になっているよ、

 と、

 道に伝えている、、

 ただの風景がある、、

 

 ア、

 あなたは景色のなかで今静かに生まれた、、

 安心する場所だな、

 私は時刻を眺めて、、

 ここはどうして、ア、

 そうか、、

 ずっと長い時間染みてきたところなんだな、

 と、今更のように思う、、

 こうやって、

 身体と身体は付き合っていくものなのか、という、、

 ごくごくあたりまえな感慨が浮かび、

 その物事のなかに混ざり込む、、

 ひとつの感慨がありました、

 あたしは時間のなかでひらき、、

 ものをみごとに見詰め、、

 あたらしい裸足で、

 この風景のなかを過ごしている、、

 ア、なんという揺らぎ・・・