あたたまりながらあたしがひらいた場所だ、、
この振動は駆けて、
はやくまたこの道に戻ってきて、、
私は振動とあたたかさで浮かれている、、
ここは語り合うことのできる場所、
あたしはまた少し流れていた、、
からだなどいくつも浮きながら、
私は正面に来た、、
ねえ、
順にこのまくのなかに来てください、
そうして、
もうちょっときいてください、
あたしには根拠ばかりがあります、、
あたしはそれを静かに包んでいますよ、
幾度もここに声をさすことができます、
あなたも浮かんでいることができます、、
うん、
はげしいその存在の、
存在様態の、
からだの揉みこまれかた、、
私はここにあらわれてやまない、、
なぜか次から次へ、
過ぎてきて終わらない、
そういう瞬間を、
確かに何度も見ているのです、、
あなたは簡単に混ざってきた、、
どこのさわぎかは分からず、、
それを、しずかに捉えて、
あなたは粉のなかに埋もれてきた、、
あたしには四肢の緊張が必要だった、
声は順に流れていく、、
そのときの余情が、
こんなにも簡単に今私へと響く、、
あたしはそのときに流れる印象で、
今この時間を捉えやすくなることがある、、
あたしはなかへはいり、、
あなたとともにはじまるのを見ていた、、
あなたはこのなかですっかり溶けて、
私はその液の紋様だけを、
この世のものではないみたいに、
ぼんやりと見つめて、
そうしてそれを、そのまま流してしまった、、
あたしはまだ肌のなかにある、
余情を、
全て痕跡にすることによって、
自身をただ空洞にかえそうとしている、、
あなたの声がただ無際限に駆けるようにと、
方法をそこに取ろうとしている、、
ただ、
糸は強くなり、、
振動は強くなり、
あたしは道にさとくなり、、
あなたの呼吸法は外部へも、
確かな振動を届ける、、
あたしは飽くまでも、それを見ている・・・