今か、今か、と、、
この、
数えうるもののなかを、、
探り、
あたしは出てくる、、
身体は、どこか違う、、
あなたが、ここまで確かに生まれてくるとは、
私も、思っていなかった、、
私は、それぞれの印を、、
ここに見つめ、、
また、この皮膚のなかに埋め込んでゆく、、
はたらき、、
そのもののクリアーな、、
ものの、なかへ、
顔を入れて、、
あたしは、
透明へ向かって挨拶をする、、
だんだん、なにか、、
身体の、勢いになって、
ここに乗るものが、、
次から、次へと、来る、、
あたしが誘ったの、、
あたしはその、
奥を閉じて、、
先の方で、
へらへらと笑うばかりだった、、
あなたもそれを見ていたろう、、
私はそういう回転なんだよ、
だから次々に泡立つだろう、、
泡立って、去り、、
無感の、白い場所へ、帰って来る、、
ここは、
どこの声も代表していない、
沈黙を、旨とする、
私の皮膚の延長です、、
そうすると、
あたしは
内に火としてあばれる身体そのものでもあった、、
こんなに簡単に、
どこからも出てくるものでもあった、、
そのこと、、
どこから含んでもいい、、
あたしは声をあげ、
一部分、溶けて、
また皮膚を、延長させる、、
あたしは内の声が壁に当たる、
そのさまを、
ひとつ、またひとつと確かめ、、
そこで生まれてまいりました、、
え、いや、、
だれの声ですか、、
ここにまじわろうとする、、
あたしはどこか遠くを踏み、
射程を、少し、ひろげる・・・