しずかなもののなかへひとりうもれて、、
あたしは声のはじめに、
やや、
けだるい重さを感じ取り、、
なにも、
本当になにも、
分かち合うものがない、と感じ、、
私は奥へ行く、
私は身体の熱でもって、このまま、
また奥へ行く、、
ひどく誘う、
あたしは風景を見る、、
ひどく回転する、、
この、
からだの湧き立ちに、合わせた、、
あなたの印の、
なかに、、
ひそかにはいり、、
わたしは、
しずかに生まれては、、
呼吸を処処へ、
まいて、、
ありうるもののなかへ、
ひとりで入っていく、、
あなたも入っていく、
あたしは入っていく、、
次々にきこえていた、、
これはなにのたよりだ、、
あなたの粒の疑問、
あたしはうたがい、、
この粒のなかに顔をうずめ、
無表情になっている、、
どこに来た、
ねえ、
この類の光線は、
一体どこに来たの、、
どこから漏れて出たの、
辺りを見回し、、
私は全て液に含まれて、、
また、
その記憶のさなかから、、
あなたの光景の、
その誕生にまでさかのぼる、、
あたしは肌にいた、、
どこからかも分からず、
ひとりの先の、肌にいた、、
そこから記憶の水の、
吸い上げをはじめ、、
なるべく、遠く、遠くへ、
運んでいく、
その一連を見つめていた、、
あ、
たしかにこのリズムは日々とつながり、、
いくらも裏返る・・・