あたしはその日を尽くして、
ことごとく、
灰にしてしまって、、
そのかろやか、
ひとつひとつが先に浮かび、
平面を撫で、
なんで、
そんなに、さびしい表情で、
先へ、先へ行く、、
あたしはあなたの風とも生きているのに、
どうして、
こうもさびしくて、
ことごとく、使い尽くして、
灰になって、
ただ流れるのだろう、、
あたしは現実に少しずつ手を入れる、、
あたしはどこかへ行く、
少しずつ、
からだが、新しい物を、たくわえて、、
わたしは重くなって、、
あなたのところへ、
飛んではいかなくなって、
違う身体になって、
歩いて、
しずかに、
挨拶を繰り返して、、
それ以上の深さには、
応答できなくて、
申し訳ない、申し訳ないとなるよ、、
私はこれがなにからくるのか、
探りに行くよ、、
まったく日常が、
平気で可能であるおかげで、
呼吸が、雲が、、
まったく可能であるおかげで、
私はおりていくよ、、
その水はいくらも静止していたの、
うん、、
ことばがとおる隙を残して、
そこにひとりでとどまっていたの、、
そこにひとつの声をしたよ、、
私はとどまって、、
しずかにからだがあたたまることによって、、
私は、肌の中に、、
あなたを住まわせて、
それで、声で、遊んでいるよ、、
ながくそのこえのひみつに、
かかわっているよ、、
あたしは電気に通う、、
あなたの声のゆらぎを、、
また含んでいる、
これはひらかれた道、、
かようかたち、
あたしはしずかにとけはじめて・・・