<4013>「所感(393)」

 仕事の転職とか、全面的撤退と言い張っても、実情はもうだいぶ部分的撤退になっている。というかなってしまう。

 

 心情的には、際の際まで追い込まれているから職を変える訳だし、もう私には何もできない、ぐらいまで落ち込んでいるんだけど。

 

 色々、過去の経験とか、取った資格とか、人間が少しずつすれてきたりとかの影響で。

 

 もうちょっと若いタイミングで、もう少し経験もない状態で今の転職活動をしていたら、ここすーっと通り抜けてないだろうな、と思う場面に複数出くわした。

 

 自認が、自意識が、何もできないという場所に置かれていようがなんだろうが、いつの間にか身になっているものというのはいくつもあって、もうただの力のない坊やではない、それは良い意味でも悪い意味でも、ということを思った。

 

 

 本の読み方について。

 

 これは理想だが。

 

 今まで、特にぱっぱらぱーの若い頃は特に。

 

 自分がはやくどこかへ到達しなければならない(それがどこかは分からないが)という焦りから本を読んだり。

 

 本来自分が向き合わなければならない不安を肩代わりしてもらうために本を買ったりしていた。

 

 焦りとか不安を、本にすべておっかぶせるという形を取っていたから。

 

 家のなかの本は無限に増殖した。

 

 ただ、もうそういう経験は散々繰り返して、克服したり、多少飽いてきた部分もあるので。

 

 はやくはやくという焦りによるものや、不安を肩代わりしてもらうための本は段々と手放していくことにする。

 

 一気に全部は無理かもしれないけれど。

 

 理想的には、そういう焦りや不安を排したうえで、なおも純粋に読みたいもの、読みたい人だけを残していけたらいい。

 

 すぐにできなくても、徐々に時間をかけてこの形へ移行しよう。