<4171>「視界一散/日常彼方/人間の顔」

 形はじめに、

 まだ、

 出来ていないと、

 しずかに思われるところ、

 あたしは潜る、

 あたしはこんだ‐ヒ‐ヒ‐そのさいちゅうに、

 潜る潜る、

 時刻現前する、

 その手前、

 その遥か手前に、

 人間の顔が落ちる、

 人間が、

 ワクワクして生まれながら、

 しずかにそのあわい、

 そのあいだに、

 顔落としている、

 どうだどうだ、

 この日常存在の光のあたりかた、

 光のかてい、

 うん、

 すくなくもなく、

 これらを、

 続けてなかへ含む、

 含んだ命、

 それに違いない、

 ひとりきりの水、

 ひとつきりの水、

 なにやなにや、

 このなかに、含まれつづけて、

 やまない、

 その人間複数さわぎ、

 うん、うん、

 身体鼓打つ、

 すくなくすくなく、

 日常送ろう、

 日常送りながら、

 一散、

 一度の液、、

 すべてがここに、

 まぎれていくんだな、

 私は視界を知る、

 うん、

 形見えている世界、、

 形ひるまず、

 形そのまま、

 ゆっくりとこの日常向こうへ入れ、

 力む、

 日常生まれてきている、、

 形のはじめに、

 皆が居て、

 皆がそのジにはさまる、

 そのジその照明、

 一如、

 一舞台粒のひとつひとつ、

 ここ、

 日常彼方に光る・・・