<2881>「直接的な関係」

 なぜか、、

 まっすぐ存在していたの、

 それはなにか、、

 あたしと風との関係、

 直接的な、、

 他にメッセージはいらない、、

 時間が、

 知らないところでつくられて、、

 知らないところで動き出す、

 あたしは帰る、、

 あたしは、

 身をほどく場所、、

 ひとのなかにいて、

 きちんとひとりでいられること、、

 

 小さな小さな層に、

 私は視線を向ける、、

 あなたは悲しいか、

 ううん、そうではない、

 あなたは範囲を、

 ものの範囲を、

 確定さそうと、するだけだ、、

 そうしてたまに、

 いや、

 もっと頻繁に、

 直接的関係をもとめていた、、

 それは水の流れ、、

 あたしは、

 ひとつひとつを、

 関係なしとしなければ、、

 渡ってこれなかったのかも、しれないね、

 随分遠くまで来た、、

 あたし抱えてあげたい、

 しずかに、

 しずかにものの最後に、、

 

 からだが天をかけて、、

 まだ水も知らず、

 小さくはじけて、、

 それら、

 しずかに出来上がることもしらず、、

 私はしずかに駆け、、

 ゆっくりと始まり、

 あの、

 存在のなかばまで からだをあずける、、

 あたしはものの最後に、

 しずかに伝える、、

 私にも気がつくことができると、、

 ねえ、

 あなたは日々をさばき、、

 その隙間に、

 無限の時間への通路があり、

 そこに入り、

 少しのあいだ、、

 人間に必要なものを、すべて忘れる、、

 生まれる前と、

 直接的関係