ええ、
あたしは真剣に取りに行きます、、
こんなに真剣に、
ものを取りに行こうとしている、
これは初めてじゃないかしら、、
私はそんな気がする、、
相手を騙すためでもなく、
ふざけて遊ぶためでもなく、、
本当につながるべく、
という、
考えに入ると、
不思議に落ち着いてくる、
真剣になると、
しずかにならざるを得ない、、
あたしはからだのなかに入り、、
からだのなかから応答を待ち、
しずかにしずかに、
からだに関係のあるものを集め、、
私はひっくり返る、、
からだが次々に、
この平面に生まれ、、
ここからさらにさきへかえる、、
ここから膨らみ、
まだ、
きいたことのない場所へ、、
しずかにかえる、、
しずかにかえったものがここ、
からだのはしから、
あなたを捉えて、、
あなたはただ目をひらき、
私はしずかに見つめ返す、、
私はそれだけのことに、
からだのすべてを込める、、
あたしにはいくつもの、
からだの流れ、
それもまた、
すべてひとつに集まれ、、
あたしがここで手をするから、
あたしはひとつひとつ、、
パーツをあたらしくしていくから、、
からだが大人になり、
より多く水を含み、、
しずかに、
あなたのなかを駆けている、、
いえいえ、
あたし、
つまり水がなく、、
水がかたまり、
あたしの記憶もなにもかも、
そうして奥の方で掬ったあと、、
私も走りますから、
からだ全体で、
そこへ生まれなおしますからねと、
ひとつの声をかけてくれる・・・