<2066>「手で、音の時期を探る」

 ただここへひらく、、

 もののとおい音がひらく、、

 な、

 それはどこかの道で知って、、

 私に伝わってくるのだった、

 ただ、

 いくつもに分かれて、

 そこで声をするだけだったものの、

 存在が静かに見えていた、、

 こんなところでふるえて、

 はっきりと皮膚まで、

 静かに見えているだなんて、、

 私は信じられないという気がしていた、、

 

 自然に後ろへ入り、

 身体を繋ぎ、、

 ア、

 またその姿勢でどこまでも来るのだから、、

 私などは、

 声の探るところから、徐々に、、

 認識を、まとめていく、

 さやかにあらわれ、

 これはいつごろの音だ、、

 いつがこの時日を誘うのだ、

 と、

 風景のなかで人が言う、、

 なにです、、

 あたしは尋常なスピードから、、

 この地表面に帰り、、

 じっと湿り気を受けて、、

 今やどこまでも生まれようとしている、、

 身体が束になって、

 どこまでも走ろうとしている、、

 私はじっと見つめた、

 ここの振動を、、

 なにだ、

 こんなにはっきりと知り得るところから、、

 あなたは随時、出てきていたのか、

 ア、

 あるあたりまえの音の、行方のなかに住み、、

 私はひらく、、

 身体のなかで動く、、

 あたしはそれにさわる、

 それは当たり前で、

 どういう時刻だろう、、

 ト、

 この表面にも声をかけていく、、

 

 知らない振動のなかに住み、、

 アといい、

 ウといい、、

 なんだか、あたたかいのだけれども、、

 一体これはどこから来た、

 さんざばら、

 この時刻を確かめたあとに、、

 私はちょっと揺れ動いているのが、分かる・・・