2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

<1864>「環の中の膨らみ」

ひとつの環のなかに、 漏れ出して、、 これは、どういう呼吸が過ぎる場所なのか、、 それぞれ、確認している、、 私がまたそこから生まれただけで、 ひとつの時刻に過ぎて当たり、、 今、吹いてきた、 今、あたりまえに吹いてきた、、 私は熱を持ち、 そのな…

<1863>「生活の緑」

今にまはだかになりその時刻へ来る、、 いつもそこに肌が出て、 次々に合わさり、 次々に見えなくなっていく、 はしゃぎ、、 ひとが次から次へとはしゃいでいるところへ続いてきた、、 私は人間だ、、 そこで生きていたら皮も剥がれよう、、 ひとつの糸にな…

<1862>「浸透する場所」

そもそのなかにひとつある身体、 の、なか意識、、 私から駆け、、 各所へうたい、 それははじけ、それは語り、、 いまひとつの視線のなかで仰ぐ、、 いまひとたびの目印のなかで来る、 掴む、揺れる、こぼれる、、 その跡が長になる、 長になり、どこまでも…

<1861>「底に聞こえて」

あたしはそのさわぎににじみながら、 ここへ、ひとつの熱、 ひとつの確認を持ち、、 ただ溶けるままにしていた、 はて、どこへ向かうものと見えるか、、 これは、巻かれて、、 わたしから先へ走るものと見えるか、 どこから巻かれるのか、 さだかにはならぬ…

<1860>「水の時日へ染みる」

沈み、あの手に、当たり、、 私は前を見て、 その方向へ、ひとつの声をつける、、 揺れる、その筋の中、 また揺れを剥いで、 身体から今また続くものに新しい液、、 は、私は通ず、、 この風景のなかへ新しい液を持って、 揺れてくる、、 揺れてまたその状況…

<1859>「洗う、削る」

跳ねてきているもの、 そっくり、 ここに跳ねてきているもの、 ここにさいしょに触れて、、 そのままでいる、 そのまま時刻のなかで、 当たり前に眠り、 当たり前につながって、来るもの、、 流れている、、 私は流れている、 水に混じり、 身体のなかから何…

<1858>「点と肌を結ぶ」

あたしは下へずっと染みて、、 何の、形も見えなくなるところまで張る、 流れる、、 神経が渡り、、 、私は、遥か先の目覚めのことなど知っているだろうか、 知ってはいないだろうという気がする、、 人間が、ほうけて、、 身体の重さを、下へ、、 先端から…

<1857>「判断辞が濁る」

今に、ひとつ、身体をつけて、、 その振動から、 巧みに生まれる、、 わたしはそのとき、いくつもの、動きに、 たいらに、混じっていく、、 今に、ひとたびの、歓びも、 そこに駆けて、 お互いにしまい、 お互いに集めながら、 すぐに生きる、 私はここでふ…

<1856>「音のない呼吸」

ひとのさわぐところへ、 あるひとりの人の姿が混じり、、 どこへか、 何という呼吸の、起伏もないまま、 静かに、面を、 色づけている、、 私がおういと声を掛け、、 静かに振り向くも、 そのときどきの泡が今、、 溜まっているさいちゅうなのだ、ということ…

<1855>「静かな歩みをする人」

いつそこへ出てきたのか、分からないが、、 私はその踊りを信じる、 その巡りを信じる、、 それぞれで、身体がはじまり、、 またかわいて立ち、 一歩がそこに置かれるのを信じる、 私も静かな作業台の前に来た、、 いくつもある粒が、 私に見えないので、、 …

<1854>「初めて世界を迎える」

あたしはいまささいな揺りにつられ、、 身体を、かの方へ、傾けはじめる、、 そこで生まれて、 私は、この光線が自由に溢れていくのを、 どうとどめることも出来ないでいる、、 静かに身体を出し、 水をくぐる、、 水から出、、 身体はまた世界を初めて迎え…

<1853>「生まれた日」

私が生まれた日は、とても赤黄色いので、 何事かと思っていた、 人々は、興奮し、、 大きな声を上げ、浮かれたような身振りで、 残らず外へ消えてしまった、 あとに静けさと、 生きているにはこのぐらいの温度が必要なのか、どうか、 分からなくなるほどの、…

<1852>「知らない場所を塗る」

そこに絶えず住み、溜まってもいたものが、、 当たり前の経過により、 そこからずれていく、 そこからずれて、 一量として、新たに生まれるものがあり、、 私はそれを衣服だと思った、 私は歩いた、 それは暗い時間だった、 私はここに脂となって浮き、、 緩…

<1851>「流れるつちの上」

さわぎに混じるひとつの表情、、 しかし、あなたは、、 こんなところにいて、ぼうっとしてきた、 声が聞こえる、 経過が聞こえる、、 身体は、しかし、風に混じり、、 内側の水が揺れて、 不思議に静かな気持ちになった、 どうやら、そこで、 ひとつの燃焼が…

<1850>「白い陽」

さわぐ日の時刻に連れられて、、 私は、ここに、表情を持ち、 あらわれては、戸惑いを成す、 そこに生まれては、 ひとつそこに呼吸と色合いを加え、、 ここに育つ、、 ここに身が出て、、 それを非時間の私が眺めると、 ただ風に揺らぐさまが不思議でもある…

<1849>「火と液の記憶」

眠る、存在。踊る、存在、というのを、 意識したところで、 私は、火のなかに来た。 側から舐めて、なかへ、一様に。 私は、火を見て、生まれていた。 な、なあ、 私は入ればさあ、 少し前の記憶に似通うのかねえ、 はらはらと音を立ててさ、、 どうして俺た…

<1848>「装いに水が増える」

あたしはただ手を持ち、響きの下へ潜りながら、 そこへするいくつかの声をもとに、 出てきた、 出てきて、膨らんでしょうがない、、 あたしが、そうしてそこに、、 膨らんでしょうがない、 誰か何、続きの身体を成して、、 私はその、ひろい場所に、 いっぺ…

<1847>「垂れて、生まれて」

今に生まれて、 時刻のなかに増え、、 あたしは、そこに声を巻き、 小さく揺らぎながらで、 次々にあらわれてくるのを、、 そこで見ている、 そこで長い時間になって含み、、 しんとして見ている、、 次々身体が引っ張られて、、 私は、ここに、驚いているの…

<1846>「踊りを含み沈む」

あたしはまだその時刻に続く響きを含んでいて、、 ただ溜まり込む、 ただその姿、ただ長い膨らみになって、 諸方へ、、 ひとつの仕方で漏れて行く、、 その形を覗いたら、 あ、なにだ、一時、量へ、いくつも、生まれ、、 私は、長くなります・・・ 私は、踊…

<1845>「ある視覚に」

にぶい響きを成すひとつの身体へ、、 そこに用意されている殻へ、 静かに潜り始めているのが私だろう、、 私は、ひとつの夜の終わりの、叫びを、 間近に見る気がした、、 静かに、この一室へ居て、、 知らない風をもらい、 この、時刻のなかへ、、 まとまり…

<1844>「水の声に触れる肌の」

歩いて、その時刻まで来て、 浸かる、、 私に静かな実感が生まれて来るまで、、 そのままで過ごした、、 なにだか、あたたかい水が、底から、底から、、 ひろがってきて、、 私は、静かにそこへ、横たわる、、 仰向けになり、時刻を確かめている、、 ひとつ…

<1843>「信号は夜に生まれる」

燃えかかる、、 あなたは灰、あなたは塵、、 あなたは花びら、、 あなたは怒号、 つらぬく、 まなかの態度、 揺らぐ、揺らぐ、、 そこは角になり、角は移り、、 私はその炎の先端部へ静かに座っていた、、 揺らぐ、揺らぐ、、 はてはその景色を受けて、、 あ…

<1842>「舞台が漏れる」

平たいジのうえに静かに手をのせて、、 私は遠くから生まれてきたこの冷たさを受け、 静かな気持ちになる、 あたしはここで粒と粒を少し交換したろうか、、 姿は流れ、 また僅かに生まれる、 そこへ太い、緩やかな声を上げ、、 全体に見事にくるまれてゆくと…

<1841>「物を染める」

空間に、静かについて、、 また、あなたは呼吸を合わせる、、 そこからものが幾つも生まれていようと、 私は、分からない、 私は、この回転のなかに含まれる、、 このジにいくらも含まれていて、 あたしはただ転々とする、、 方々へ、さわぎながら、はっきり…

<1840>「緑の記憶」

根がさまよい出て、、 長く当たり、 長くその方向へ染みて出ること、、 私はその複数の流れのなかに混じり、 このはてのなかで呼吸し、 この行方のなかで誘う、、 お前はまたそのつちのなかを這い、、 静かに生まれて、、 静かに発話するのだ、、 なあ、なか…

<1839>「自然時のなかの声」

あとへ続く透明な線が、、 私のなかへ絡まり、 徐々に、徐々にこちらへ、繋がってくるのだ、、 その様子を見、その様子のなかで静かに揉み、、 いちりょうで繋ぐ、、 はてへ、はてへ、のびあがりながら、、 その方面を見、、 そこで紛れて、分からなくなる、…

<1838>「時日へ溜まる」

そこにうみ、はてへ揺らぎ、、いちにんで、みよ、、 私は模様のなか、 はつと息を揺り、 はつとその身体をみたまま、、 はてへさがり、 揃って、声を掛く、、 なに、なに、いちにんの揺らぎが、 ここへ印もて、 ここへわずかにさわぎ、、 当たり前に、時刻へ…

<1837>「この地平の子」

にじんでいた手に上手く、渡り、、 そこで花を成せよ、 その色光のなかで次々に呼吸をするから、、 あなたは、上手にそのなかへ、形を保ってかぶさり、、 ふたつにさけ、、 上手くその長い時日を含みなさい、、 なに、遠のいて、、 私は身体なのか、粒の集合…

<1836>「あたしが手のひらを垂らしたら」

あたしはそのジがひとりでに濃くなる場所へ、、 実に、静かに、、 当たり前に振れて、 当たり前に掴みながら、出て行きました、、 ひとりの印が、そこに付き、、 ひとつの場所をこえて、、 今に息をする、 今に肌を置き、ひとりで息をしながら、、 そこに、…

<1835>「身体が晴れて」

ある肌を誘い、、 尋常静かな手のうえへ、溢れてくる、、 私は、ひとり惑い、、 そのなかで生まれるものとした、、 流れとして渡り、、 今そこに漏れるものとしての、当たり前の表情を、、 ここへ、僅かに続けてきた、、 ように、思う、、 身体が今に晴れて…