あとへ続く透明な線が、、
私のなかへ絡まり、
徐々に、徐々にこちらへ、繋がってくるのだ、、
その様子を見、その様子のなかで静かに揉み、、
いちりょうで繋ぐ、、
はてへ、はてへ、のびあがりながら、、
その方面を見、、
そこで紛れて、分からなくなる、、
あたしはどこへついているのか、、
何故ここに呼吸が立ち上がるのか、、
知らない、
その知らない輪のなかに居て、、
私が優しく持ち上がる、、
なにだ、なにだ、この揺れはなにだ、、
私は時刻を含み、
この透明な線へ長い時間をかけてのびてゆく、、
夢のように、あとが自然に紛れて、、
ここへうたいあがる、、
ここへ揺らぎあがる、、
ある自然な呼気のなかで目が覚めて、、
あたしへの誘いを静かに含むと、、
あたしは熱を持ち、、
静かに持ち上がる、、
次から次へ湧いて、
今へ生きたものとは知られながら、、
あたしは行く、、
時刻のなかを晴れた顔で流れる、、
ゆるくながれほつれ、、
あたしの点のなかに順次生まれ、、
ここへひとつのあとを置く、、
置いたらば、
その自然時のなかで声は覚める、
ああ、わたしは垂れて、、
ある勢いのなかへ、
小さな仕草で、、
この環境のなかへ、伝わって来ている、、
だれだ、、顔を生み、、
そのひとつの呼吸が垂れた点から、、
続く、、
一輪の印、、
かなしみが静かな線を成し、、
私は通路として日々生まれる、、
だれだ、、生んだ顔を覗き、
わたしには光線ばかりの記憶が残る、、
残ったものへ、手を触れ、、
ざらり、と静かな音のする、、
私はすっかり黙り込んでしまった、
静かな手合いのなかに身体が転げて、、
膨らみ、、
あたしはただ交通のさだめのなかにとける、、
とけてとけてうたいになる、
身体の線からにじみ、、
わたしは印をつくる、
つくったものへまた、一度、二度、呼気が含まれていくのだ、、