あたしはそのジがひとりでに濃くなる場所へ、、
実に、静かに、、
当たり前に振れて、
当たり前に掴みながら、出て行きました、、
ひとりの印が、そこに付き、、
ひとつの場所をこえて、、
今に息をする、
今に肌を置き、ひとりで息をしながら、、
そこに、揺れているのです、
あなたはただ小さな様相の中に浮かび、、
こちらへ、揺らぎながら、、
そこへ小さな表情を打ち、
揉まれて、生まれているのです、、
あたしが手のひらを垂らしたら、、
みだりに呼吸が、そこへ加わる、
手のひらに映る表情を、
私はただ穴になって迎える、、
もっとなかへ、、
ただもっとそのただなかへ向けておくれ、、
霧が濃くなり、
私もまた存在がにじんでき、、
色が方々へ移る、、
存在が方々へ移るのを、静かに見つめているのでした、、
なに、それは行方、、
それはひとつの、
それは私のジのその、
ひとつの色にあつまるのの、、
景色を、ただに見つめ、
あたしは平らかになる、、
あたしはこのほうけのなかで生まれるさわぎになる、、
驚いて見つめたものは、
そこで生まれて、、
そこで静かに回転しながら、私の中に、、
リズムを打ち、、
リズムを身体にかけたままで、、
私は苦楽もなにもそこにとけてかえしてしまう、、
あれ、はたいた、、
身体を二、三、、はたいた、、
その拍子に生まれ、移り、、
私へ続くもの、、
この呼吸を上手くなかに含み・・・
静かに時刻のなかにあり、、
私は未来を、
影の濃くうつる場所としておぼろげに見る、、
そこにはまた知らぬ風の感興が、、
一量増して、、
このジへ当たり前に映っている、、
ああまはだかな、記憶の新しいところへ、、
みだりに指をつけて、
そこから生まれる、、
そこから手が生まれる、、
私がそこへ差した呼吸が生まれたままで続く、
色を持ち、、
静かに笑いながら・・・