<1838>「時日へ溜まる」

 そこにうみ、はてへ揺らぎ、、いちにんで、みよ、、

 私は模様のなか、

 はつと息を揺り、

 はつとその身体をみたまま、、

 はてへさがり、

 揃って、声を掛く、、

 なに、なに、いちにんの揺らぎが、

 ここへ印もて、

 ここへわずかにさわぎ、、

 当たり前に、時刻へ触れる、、

 あたしはこのふくらんだ巡りに、

 身体をしいて、、

 ひとつしかない音をききつけ、、

 そのなかへ、静かに混ざる、

 私はただに手をひらいて、、

 そこの存在へ、一量できこえる、、

 一量でジをまくる、、

 

 はれ、ここへ迷うの、、

 なに、

 あなたなにここのジへ熱は溜まるの、、

 そこへ長い時日、留まるの、

 はれ、はれ、、

 私がその方途を巻いてここへ漏れ出て来るのを静かに確かめよ、、

 身体を鳴らせよ、、

 私はそれをきいて揺るぐから、、

 今からその方途へ明らかになって出張るから、、

 いちりょうを見よ、、

 そのさわぎのたまを抱えているのは構わないのだから、、

 そこから先へ、、

 歩を垂らして、

 あたしが揺るぐのを見よ、、

 手を、手を出して、

 静かにものがさわぐのを、、

 あたしは手を振るから、

 静かにそのジへ混ざるから、

 

 あれ、そこから巻いたものへひとり、、

 身体を渡し、、

 わずかに音を立てているものら、、

 その装いを集めて、長く、、

 そこにあらく張りすずしくなって続くものら、、

 今わたしはその方途を見、、

 身体になって続く、

 そのなかへわけいる声になってここへ続く、、

 あれ、ものもはつとみた、、

 たれか、たれて、

 ここをひとつで巻き上げるさわぎの、、

 なかにあり、

 いちりょうで、、小さく生まれ続く、、

 ひとさまの、

 装いの姿に、

 静かにかけてかえっていく、、

 ひとヒの、優しさも、、

 私は迎えていました・・・