さわぐ日の時刻に連れられて、、
私は、ここに、表情を持ち、
あらわれては、戸惑いを成す、
そこに生まれては、
ひとつそこに呼吸と色合いを加え、、
ここに育つ、、
ここに身が出て、、
それを非時間の私が眺めると、
ただ風に揺らぐさまが不思議でもある、、
あたりに音も付き、、
私は現象して、
その地点を静かに肌に含ませている、、
あたしは生きている、
必ずこの呼吸が深く、静かな記憶の役割を果たすことを知り、
私がまたここに生まれ、
小さな肌のなかに、
あなたの色味がある、
私は穏やかにそれを見つめる、
夏の暑い日に、
繁茂する光景のなかを行きながら、、
声が誘い、、
私はこの白さのなかにとけて、
あ、
私はここに、生まれた訳ではなかった、
これは途中の道だ、
しかし、何の途中なのだ、、
よく分からなくなりながら、
公園の傍らにあるベンチへ、腰を落ち着ける、、
このまま全体でとけて、
私はあの大仰な木に見下ろされるひとつぶの小さな揺れになろう、、
歩行は知らない、
記憶も知らない、、
私が誰かを好きでいるかどうか、ということも、
はたして知らない、
人間の枚数が、
このなにげないひとつの重なりの、
当たり前に繰り返される、
途方もなさが、、
今私の前で点滅し、、
像を結ぶ、、
あなたは白い陽に当たり、
当たり、経過し、
真白な肌と、真白な月日を経過し、
そこへ、静かに立っておられ、、
緩やかに地歩を固めていられる訳ですけれども、、
feed、
というその一語を、、
静かな表情で告げましたね、、
あなたは渦のなかにいなさい、
渦のなかにいて、、
そこに呼吸をためなさい、
そして、その影響が巨大となり、この陽へなんの無理もなく混ざるのを、ゆっくり確かめるときが来るのだといふ、、