歩いて、その時刻まで来て、
浸かる、、
私に静かな実感が生まれて来るまで、、
そのままで過ごした、、
なにだか、あたたかい水が、底から、底から、、
ひろがってきて、、
私は、静かにそこへ、横たわる、、
仰向けになり、時刻を確かめている、、
ひとつ、ふたつ、、
あ、私はここで順番に、なくなり、、
ひろい、ひろいところへ、
すみやかに出ていくものとおもわれた、、
あたしがひだ、
あなたが誘い、、
そのうちへ、いくどもあらたになり、
静かな頬、
人が、そこで沈黙しているということ、、
私は晴れて、、
この水をすべて吸い込もうとし、溢れた、、
水の中で生まれた、、
ありとある粒を、惜しげもなく底へ放り、、
あたしは水の声で、静かにつちへと向かう線を持つ、
あれ振るえ、、
あれ静かな彼方、、
どこからこの響きをもらい、、
ここへ、まっすぐに通じて来るのでしょう、
あれ、新しい肌が水の声に溢れて、、
なにを渡す、、
私の目に透明に映り、、
私は光りがひとつだけあると小さく声に出すほかない、
そこからあてもなく潜り、、
巨大な生き物の喉に同期する、、
かつり、かつり、、
ハレ、招ばわれて、そこにシマウ、、
ダレ? ダレナノ?
そこへ静かに鐘を持ち、、
水の中をくぐり、、
私へひとつの線をかけるのは、、
私は、ほとんどただ一滴を持って、
そこにかわき、
そこに息し、、
静かにその土のうえに生まれ直していた、、
台上騒ぎ、、
声がひとつひとつ分かれて、、
私の上に振るう、
次々にそこへ肌が見えてきて、、
私は陽気を身体に取り込み、
立ち上がるだけの軽さになっていた、、
あれは、あれは、時間はどこだ、
身体を畳み、
なかに、小さなリズムを含ませながら、、
私がまたばらばらに動き出す、、
それが打つ波、それが振る揺れが、、
上手く明日への粒を残すよう・・・