いつそこへ出てきたのか、分からないが、、
私はその踊りを信じる、
その巡りを信じる、、
それぞれで、身体がはじまり、、
またかわいて立ち、
一歩がそこに置かれるのを信じる、
私も静かな作業台の前に来た、、
いくつもある粒が、
私に見えないので、、
私は声を掛けないで、静かに待っている、、
身体を探り、、
いつもの仕事、
ここが当たり前にのびやがっていくことを、
ひとことする、、
私はそのひとことに、静かに当たる、
晴れて、見られて、、
私は軽くなった、
これは軽い時間だ、、
非常にうきうきしながら、
しかし、いつまでもこの時間にはいられないということが分かる、
僅かに分かる、
はっきり分かる、、
私はまた静かにひとりで座っていた、、
ひとりでここに生きて座っていて、
あの軽やかな夢をしっかりと肢体に含み込ませている、、
限りのない独話、
限りのない振動、、
はてという観念もないまま、歩く生き物の足、
私は、その振動に対して畏れ入る、
なにがな肌に染みた、
時間をここに集めて、、
何ものどこへ進む、
この暗がりのなか、、
ひたと地面につく、あなたの身体、、
あたしはりきまずにいて、
それでいて、へばりついていようと思います、、
現象に、
あくまで分からない部分を持ちながら、、
それを、気が遠くなるような時間をかけて、
そこに生きていようと思います、
この歩みがただあなたそっくりになることを祈念して、
ひとつひとつの存在が、
そこに染みていくのを眺める、、
眺めている私は、
なるほど真面目になる、、
彫琢されてまた、真面目になる、
また、他の人が見ればそれは違うところにある、
という話かもしれませんが、
私は自らの欠点だと思う、
しつこさや、熱の多さを、、
静かに長く回転させる、
原料にするという仕方を考えているのかもしれません、
静かに歩みをする人に、私もそっと混じりたい・・・