<3753>「この塊、器」

 かの隅へ、

 ひとつずつ、

 私が掃いているもの寄越す、、

 記憶の隅、、

 私が二重性駆け出す、、

 ここら辺のうまみ、

 ここら辺のものすごい洪水、、

 うん、

 うしろうしろへ、、

 すぐに下がり、

 あたしはこれらを食う、、

 これらを、

 晩にふたたび、、

 あつめ、、

 からだつ、ひとつずつ、

 かぞえては、

 分かる、、

 お前にも、

 この時刻分かり、、

 この時刻方程、

 からだ並べる、

 

 意味をひとつずつ、

 かたちにした、

 かたちそうとうすうの、

 このほうけに、

 まったく付き合っている、、

 まったく、

 よくは見えない、

 その時刻ともども、

 この塊、

 この勢いに、

 存在続く連鎖、

 存在ことばにつらねて、

 みがく、

 もぐる、、

 もぐることあたう、、

 わずかな色、

 わずかなヒの味、、

 ヒのふくみ、、

 かたちあたる、、

 かたち正面に、

 すぐれてのぞむ、、

 のぞむヒの期待、、

 かたちむかえる言葉、

 むかえるひとヒ、、

 

 ながらく、、

 あたいするヒの器、、

 からだ鳴る、

 からだ正味、

 真透明に、、

 いくらもかえし、

 いくらもかかえ、、

 ここは通過するそぶり、、

 順当に・・・