<3372>「あたし記号する、水のなかにかえる」

 あなた歌うあたり、

 からだとして、

 至極当然に、、

 そこを、

 通じてうたうあたり、、

 ものが、、

 数知れず、、

 ここに通じて、

 あたしは目を覚ます、、

 この風景に、

 いくつも混じり、、

 いくつも種落とす、、

 種、少し、

 水のなかを通ったな、、

 私つづき、

 私もののつづきに、

 かたちあれと、、

 かたちそのままの声音で、

 あれと言う、、

 あれと言う、

 

 はっきりとした、、

 言葉の、

 まず放れるところから、、

 私は過ぎ、、

 私は生まれる、、

 生まれて生まれて、

 生まれすぎて、、

 駆ける、、

 ものを、

 ひとつも、きいたことがなく、、

 ひとつも、

 眺めたことがなく、、

 ひたすら、

 水のなかにかえる、ような、

 リズム、、

 あとのなかま、

 あと少し仲間、、

 あとは解く、、

 あとはそれぞれに、

 用意されたからだで、、

 ものひとつ解くのを、、

 そこらじゅうで見ている、

 あたしはける、、

 あたし記号する、

 あたし映す、

 記憶、、

 

 今はまださだかではなく、

 ながく、

 この映像に触れて、

 あたしは居る、、

 あたしはものの隙間に、

 これらを揃え、

 しっかりと居る、、

 しっかりと奥に・・・