その端に潜行する、
どうしたって出てくるのには違いないのだがな、、
どうしたって潜行するのだ、、
身体が、一番の膨らまりを見せるところまで来ている、、
ぶくぶくと来ている、、
ああ、そうなのかと、この端へ向けて歌っている、
歌いながら生まれている、、
生まれているものの先を、静かに見つめている、、
駆けて駆けている、、
(あ、たらたらと、、身体の厚みのなかで、熱がたれてきていて、それを、慎重に摑まえるさまが見えているぞ)、、
ものに向かい声を掛けた、、
私は破裂をすると思った、
ところが、膨らんで、そういうことではない、
ところが、生きていて、そういうことではない、、
破裂もうちに静かに含まれていく、
私を掛けている、、
その肌の中へ、まともに掛けていく、、
掛け合おうか、どうか、、
胴中は震えて、
隅々までこれは巡りの集合なるものであること、
をとくと確認したのだ、、
ここにあれば等しく湧いていくぞ、
湧いて、湧いて、めくれたんだ、、
放心をそこへ据えおこう、
放心を、、
私にはただ漂う時間があるように思われた、
それで、私もただ漂うてみて、しかしてのち刻印する、、
(あ、ああそうやって肌へやら、、なにへやら、あたりまえに軌跡の、紋様やらなにやらを渡す、姿が見えているね)、
刻みつけられたものの上を音になって踊る、
一音になって行き交うのは愉快ですよね、、
愉快な日、愉快な音響の日の振舞い、
私の視線の先、、
身体の先、
ぼうぼうと立てぼうぼうとめくりなさいませ、
あたしは一枚紙ではありませんが、
あたしは一枚紙の時間を持っているのでした、、
不明の日、
不明の人もここへ紛れようとして、、
上手く紛れてくれました、
ああ静かな身体の表面になって、
ここへ立っているのじゃないの、、
分からないものも上手く含まして、
したたら、たれ、、あたたかいもの、
を、ひとつの言葉だとして、渡して、掛けていた、、
どうやら身体の一枚一枚に、僅かずつ掛かっているらしいのを、頻りに噛み含み、
あたしは揺ら揺らとする日の響きのなかを、こうして、まともに立っていられると思うのでした、、
しかして表情はアいていました、、
ものさま、もの、速度を持ち、はげしく駆けるだろうこと、、
身体の予感を込めた日の、中に、、
僅かながら住んでみようとすること、その日に、中に、、