<3351>「所感(71)」

 血がだあっと駆け巡るような負のエネルギーってすさまじくて、ただただ圧倒されるほかない、という意味ではエネルギーに負けてるんだけど。

 

 一方でそのちくしょうとかぶっ潰してやるとかをそのまま外に出す訳ではない、という意味ではエネルギーに勝って上手く抑え込んでいる、と見ることも出来る訳で。

 

 まあ勝敗はどちらでもいいのだけど。

 

 あんまりいい人間っぷりではないのかもしれないけど私はその、絶対許さないとか捻り潰すとかの負のエネルギーが自分を遥か遠くまで運んでくれていることも確かなので、あまり悪者扱いばかりもできないというか。

 

 あなたみたいな強大なエネルギーがなければ、これだけいろいろのことを今現在も積み重ねたりできてないよ、という感謝は持っている。

 

 

 こういう強大なエネルギーって、自分の感覚だと段々育ったというよりは、小学生ぐらいの頃から同じ強度で自身のなかに存在していたよなって感じがするの。

 

 だから小学生、中学生のときは今よりももっとエネルギーに翻弄されていたというか、その量とか勢いとかがすごすぎてこわかった。

 

 周りの人だって気味悪かったかも分からないけど、私が一番自分のエネルギーがこわかった。

 

 今も翻弄されてるんだけど、段々翻弄され慣れしてくるというかで。

 

 あなた、そうそう、その強さでずっといるよなって感覚。

 

 こわいけど、これからもよろしく頼むよ、って感じでいる。