<4071>「所感(420)」

 身体に元気が戻って来。

 

 あんなに行動が制限されて辛かった2、3日間を、何とも思わずに忘れてしまった。

 

 現在時は強い。

 

 全ての過去を無に帰する力がある。

 

 その力がポジティブに働き、モリモリと元気が湧いてくるときもあれば。

 

 ネガティブに働き、過去の力のなさに呆然として立ち尽くしてしまうこともある。

 

 Commit the present.

 

 

 最近よくテーマにして書いているが自分でなくなろうとすること。

 

 非現実の場所へ向かおうとすること。

 

 そのために頑張ることをやめ、腰を据えられると。

 

 かつて、日常を生き、日常を生きるからには様々の雑事が次から次へと湧いてくることに対して。

 

 俺はこんなことをしている場合じゃない。行かなければならないところがある。

 

 と鼻息を荒くして怒っていたのだが。

 

 向かわなければならない場所などなく、私は生涯ずっとここにいることが分かってから。

 

 次から次へと湧く雑事をひとつひとつ片付け続け、合間に遊び、自分のライフワークの輪郭も濃くし、ということをやるこの複合世界。

 

 これが人生の全てなのだ、ということにようやく「身体で」気がつきはじめた。

 

 気持ちいいだけの、ふわふわと空想にふけりライフワークをするだけの「現実」、つまりは自分のかつて夢見た非現実、非自分たる場所などなく、ずっと現実、ずっと自分だということが分かると、上記諒解の精度が高まる。

 

 ライフワークだけが全てなのではなく。

 

 ライフワーク、労働、遊び、勉強、トレーニング、交流、雑事、生活。

 

 それら総合が、まるごと人生なのだ。

 

 なにひとつ余分なものはない。