あたらしく、
ほんの少しのものごとが、
私の方に向き、
私からいちいち漏れてくるのを、、
報告する、、
からだからすぐ泡立ち、
そこここへつながってくるのを、、
今確かに知るところ、
あたしがさがしている、、
ものをたしかにさがしている、
その手つきが、
そのよろこびの所作が、
このなかにはあるのだ、、
私がすべてばらばらになったあと、
なおも懐かしいのは、
ただよく訳も分からず、
まとまった時間、
そこらを歩いた記憶だけになるのかもしれません、、
あたしは浮かべている、、
どうしようもない、
この生のかたまりを、、
この地上に浮かべている、
あれはどこにいる、、
どこのほうけなのだと、
静かに考えながら、、
私は浮かんでいる、
私は力んでいる、、
からだのどこまでが力で、
どこからが空気かも分からず、
ずっと先へ出ようとしている、、
おそろしい、
おそろしい、、
いつもここに向かう、
いつもここで会う、
おそろしい、、
あたしはこの、
じりじりじりじりとした時間を、
無限に運んでいくのかしら、
というところからくる、
この種の無限の倦怠は、、
おそらく中学生ぐらいの頃から持っている、、
あたしには先などない、
ただ現在があるだけ、、
しかしその現在も、
見えないところ、
気づかないところで、
日々変化している、、
それが先であった、、
先は、
気がつかないうちに来ている、、
私にはそうである、、
1日を見つめること、
1日を離脱すること、
生まれること・・・