ああひたすら身体がざわざわしている、、
あああたしにはよく分からないが、
しっかりと身体が育ち、
それに対する内心の惑い、、
荒れを段々に理解し始める、、
なにか特別なものがあると、信じた場所に、
あるのは何か当たり前の、
普通の光景であったということに、、
ゆっくりと驚いていく、、
それは、
ごく幼い頃から予感して、、
確かにその通りであったもののことなのです、、
でも歩かない訳にはいかない、
身体が、
先に流れていかない訳には、
あたしは水を用意し、
そのなかに埋もれる、
そのなかに潜れる、、
なぜか身体の狭間、
いくつもの捨てカスが浮かんで、
また、
日に入る、、
日から出る、、
からだがあなたのように、、
順に育ち、、
まだ、、
よく見たこともない場所へ、
順々に出ていく、、
日を新しくしよう、、
身体をはじめていよう、、
私には水の枠、、
私には雲の並び、、
どれも、
どれも懐かしく、、
僅か二年遡ると、
全く違う場所にいる、、
あなたが現れるということ、、
私はわずかに汗をかきながら、、
この実りを見つめる、、
水に入るあなたの記憶、、
記憶から生まれる、、
あの形のない日々の、
むやみに暑いこと、、
あたしが探している、、
命の回転のなかで、
そっと、
誰なのかも分からず探している、、
しずかな回転の日々、
今、
私がどこなのかを言い、、
それらひとつひとつが確かであること、、
私が、
長い月日に生まれ続けてきたことの、、
確かめようもない風の名残りが、
この現在に生まれている・・・