<3026>「内界‐死‐再‐ふつふつ」

 おそらく内界は、、

 私の指図や思いなどと、

 まったく無関係の場所で、

 集めた材料をもとに、

 世界を、

 その転換を、

 更新をやっている、、

 であるから、

 私にとって、

 イニシエーションは突然にはじまるもので、

 いきなり襲われるものだ、、

 解決も、

 私が妙案を思いついて、

 訪れるわけではない、、

 いつかその嵐から、

 先へ抜け出たことを、

 あとから知らされるだけだ、、

 

 私のなかで、

 無闇に焦るものが、

 肉体を超えて、

 どんどんと、

 先へ、先へ駆けて行こうとする、、

 あたしはそれに圧倒される、

 私は一個の身体ですから、

 どうしても、

 ここ、以外には居れない、、

 それで、

 どこへも行けないような気がするという焦りを、

 ひとつひとつ回転さしている、、

 それはそうです、

 ここ以外に居れないものは、

 どこへも行けません、、

 あなたは、

 内自に声をかけなさい、、

 内界と、

 しずかに口をつけていてください、、

 

 再‐ふつ‐入寂、、

 からだがあいた、

 あなたあなた、、

 あたしはずっとこの底のこたえのなかで、

 いまも声をきくに及んでいます、、

 あなたあなた、

 再‐ふつ‐入学、

 学へ入るあなたのエロティシズムは、、

 欲望、欲望、

 欲望の通り、、

 あなたからからにはてたあと、、

 もの言わぬ天井、

 早く帰りたい、、

 あたしはこんな速度のなかで、

 ものを祝いたい、、

 そっと呼吸のなかで暮らしたい、、

 ずっと遠く、、

 あたしの肺のあるところ、、

 ずっと遠く、

 あたしが肺を選んだところ・・・