もう少しとどまっていよう、、
何が起きるのでもない場所に、
もう少し、
私は、、
しずかに身体の熱をかきだす、、
ひたすら汗をかいていたころ、、
どこにひらく、
どこにこのエネルギイは向かう、、
からだが、ふくれて、、
いまひとつひとつを、
種のひとつひとつを、含み、、
あの口のなかで噛んで、
あたたかなひろがりのなかで、
私がどこで使うかも分からなかったことが、
総動員されている、、
ただの生まれに違いがないものへ、
あなたはまっすぐに入っていく、、
あなたはまっすぐに出ていく、
こちらからはひとつの、
長い、
からだのかたまりが、
大きく外へ揺さぶられて、、
目覚めて、
ここらへんを見ている、、
ここらへんに、
からだとしてはじまって、、
ものの、
先へ今しも、
あたしの潜在する泡の、
踊りの、
なかへ入ってくる、、
からだごと溶けてなくなってしまいそうな、
そんな惑いのなかで、
あなたは、
あなたという個体の、
訳の分からなさを、
掴んだり、
失ったりしながら、、
生きている、、
からだに印をつける、、
なにもなかった日も、
後から思わぬ意味を持つように、、
私はなかへかえってくる、、
いつかかえると、
私がイメージしていた場所、
具体的な場所は、
次々消えるものとしてあり、、
私は、
懐かしい風景のなかに、
しずかに潜り込もうとして、、
からだを探している、
からだが見つかっている、、
もうほとんど、
余分なものはいらない身体として・・・